こちらの記事では、長時間のパソコン作業やスマホ操作によって悪くなりがちな「姿勢の改善方法」をお伝えします。
日常生活の注意点やエクササイズのポイントを詳しく説明していきますので、姿勢が気になる方は、記事の内容をご参考ください。
姿勢が悪いとどうなる?
姿勢が悪くなると、一部の筋肉や関節に過剰な負担がかかり、痛みや不快感といった身体の不調が現れやすくなります。
猫背で背中が丸くなれば、呼吸が浅くなり、内臓機能の低下や自立神経の乱れを招くことが考えられます。
子供の不良姿勢では、集中力が切れやすく、学業への影響も考えられるため、注意しなければなりません。
外見の変化によって、自信を持てなくなったり、ストレスを強く感じるなど、心理面においてもマイナス要因となります。
※他にも、巻き肩やストレートネック、反り腰などを同時に確認できることが多いです。
子供にもおすすめ!姿勢を改善する方法
ストレッチやエクササイズによって筋肉を再教育することで不良姿勢は改善できます。
簡単で効果の高い運動をいくつか紹介しますので、姿勢が気になる方は毎日行うようにしてください。

ストレッチ&筋トレ
※疲労が蓄積しやすい人は、無理のない範囲でエクササイズを続けてください。
胸椎のストレッチ
・タオルを背中の下に置く
・膝を立てて、顎を引きながらバンザイをする
・20秒×3回
※腰が反る場合は足を椅子の上に乗せて行うこと。
胸筋のストレッチ
・四つ這いになり、両膝は少し離す
・胸を反らせながら、お尻を踵に近づける
・20秒×3回
※腰が痛くなる場合は丸めすぎないように注意すること。
広背筋のストレッチ
・前腕をつけた状態で手のひらを上に向ける
・胸を反らせながら、お尻を踵に近づける
・20秒×3回
※膝と肘の距離が遠すぎると腰が反りやすくなるので注意すること。
ヒップリフト
・両膝を立てて、足を軽く開く
・お尻を閉めながら浮かせる
・持ち上げた状態で1秒キープ×20回
※腰が痛い時は中止すること。
レッグレイズ
・うつ伏せになり、両手は顎付近におく
・膝を伸ばしながら、片足を持ち上げる
・左右交互に20回程度繰り返す
※腰が反りすぎないようにお腹側に意識をおくこと。
腕立て伏せ
・四つ這いになり、顎は引かずに床に近づける
・お尻の位置は高くキープする
・10~30回繰り返す
※疲れてきてもお尻は下げないように注意すること。
グッズ使用について
矯正ベルトを着用しても、身体を支える筋肉を強くする効果はなく、あまり意味がありません。
使用中は良い姿勢をキープすることができますが、見た目がよくなるだけで根本的な解決にはならないのです。
長く使用することで、筋肉が緊張し、痛みや違和感が生じることもあるので注意が必要です。
猫背、反り腰の施術
猫背や反り腰といった、姿勢の問題を早く解決したい方には整体がおすすめです。
姿勢が悪くなる原因を特定し、適切な対応をとることで、改善までの期間を大幅に短縮させることができます。

正しい姿勢になるメリット
姿勢改善に取り組むことで、疲れにくい身体になる、効率のよい筋トレができる、生活習慣病を予防できる、といったメリットがあります。
疲れにくい身体になる
同じ姿勢を長時間続けていると、筋肉や関節に負担がかかりますが、姿勢が悪い人はこの負担が更に大きくなってしまいます。
疲労を感じやすくなり、日常生活にも様々な影響がでてくる可能性があります。
姿勢改善のエクササイズによって、必要な筋肉がついてくると、自然と楽に座れるようになります。
正しい姿勢が疲れるという方、朝から疲れを感じている方は、筋肉の働きが悪くなっているサインといえます。
※疲れてくると楽な姿勢(負担の大きい姿勢)をとってしまうことがあります。悪い習慣にならないように気をつける必要があります。
効率よく筋肉を鍛えることができる
姿勢が悪い状態では、筋肉を上手く動かすことができません。
姿勢が良い人は効率よく身体を鍛えることができるのですが、姿勢が悪い人は筋肉が付きにくいうえ、怪我をしやすくなります。
同じ内容の筋トレをしていても、結果に大きな差がでてしまうことが考えられます。
※狙った筋肉に効かせられないという悩みは、姿勢の問題に取り組むことで解決できます。
生活習慣病の予防になる
良い姿勢を保つためには、毎日のエクササイズが必要になります。
普段、使われていない筋肉を動かすことで、血行促進、疲労物質の除去、脂肪燃焼といった効果が期待でき、生活習慣病の予防にも役立ちます。

まとめ
正しい姿勢を保つために必要なエクササイズを紹介しました。
体力的に厳しい場合には、メニューを3種類に限定し、慣れてきたら少しずつ増やすようにしてください。
疲れやすいと感じている方にも効果的です。
以上、「姿勢をよくする方法6選!正しい姿勢の作り方とは」についてでした。
