側弯症は正しいケアを行うことによって、進行を阻止できる可能性があります。
こちらの記事では側弯症について詳しく解説していきます。側弯症にお悩みの方は記事の内容をご参考ください。
側弯症とは?
側弯症とは、背骨を正面から見たときに、横に曲がり、捻れを伴う病状です。思春期の女の子に現れることが多く、専門的には特発性脊柱側弯症と呼ばれています。
特別に珍しい病気ではなく、子供の20~25人に1人の割合で発生します。
おじぎをする前屈検査では、腰部と背部に左右の高低差が見られ、立位の場合には肩や骨盤の高さなどのズレを確認することができます。
※学校検診で検査が行われますが、内科医が実施することが多いため、見逃されることがあります。
見た目
肩の高さの左右差、肩甲骨の突出、ウエストラインの非対称。
前屈テスト
立位で前屈をさせると、腰部と肋骨の隆起を確認できる。左右の高さに1~1.5センチ以上の差があれば脊柱側弯症を疑う。
症状
多くの場合で体幹の非対称のみ。進行すると背部痛や腰痛、神経症状、呼吸機能障害を生じる。
※重度の側弯では装具の使用や手術を勧められることがあります。
軽度側弯(コブ角<25°) | 進行の兆しを見逃さない為の定期検査 |
中度側弯(25°≦コブ角≦40°) | 進行予防の為の装具療法 |
重度側弯(コブ角>40°) | 手術療法(脊柱変形矯正固定術など) |

機能性側弯症
椎骨自体の形状変化を伴わず、不良姿勢や腰部の疼痛に対する反射的な筋攣縮などにより生じる。(一時的に生じた状態)
脚長差による代償的なものなどがある。脊椎には固定した変形はない。

先天性側弯症
脊椎に生まれつきの異常がある為に生じる側弯症。
疾患性側弯症
病気が原因によるもの。小児麻痺(ポリオ)、筋ジストロフィー症、神経線維腫、マルファン症候群、エーラン・ダンロス症候群などの病気が伴って側弯症が生じる。
特発性側弯症
原因のわからない側弯症。骨の成長につれて生じる。遺伝子の関与も推定されている。

側弯症の原因
側弯症の70パーセントは原因不明と言われており、残りの30パーセントの原因には、脊髄の障害、脳性麻痺、筋ジストロフィー、結合組織や血管などの異常、マルファン症候群、加齢に伴う椎間板の変性や椎骨の変形などがあげられます。
整体の操和の側弯症のアプローチ方法
側弯症を早期に発見しても経過観察をするだけで、症状を悪化させてしまうケースが多々あります。
又、装具を装着することによって側弯症が悪化してしまうことがあります。
機能性側弯症は施術を受けることによって改善できる可能性が高いです。
最も多いタイプの突発性側弯症は体操を続けることで進行を抑えたり、ある程度の改善が見込めます。
側弯症がある方に目立つ関節可動域の制限、筋肉の痛みなども同時に解消することが可能です。
軽~中程度の側弯には、進行を抑えることを目的とした施術を行います。

月に2回ほどの調整を行い、半年後には喜びの報告をいただきました。コブ角の減少を確認。
当院の施術は身体に負担の少ない調整方法となりますので、10代のお子様でも安心して受けることができます。
側弯症でお悩みの方お気軽にご相談ください。
昨年41度だった側弯症が37度になってました!
20代女性