操体法

操体法の操法とは、身体の感覚と動きを通じて、バランスを整え、健康な状態を目指す施術方法です。

普段、何気なく行っている「のび」と一緒で、動きの気持ちよさを味わうことで身体を調整していきます。

アンバランスを整える施術

操法には基本的に8つの動き(前屈、後屈、左屈、右屈、左回旋、右回旋、牽引、圧迫)があり、これらの動きを用いて身体のバランスを整えます。

気持ちがいいか、悪いかをよく感じ取りながら、ゆっくりと動かして、気持ちのいい動きを見つけ出すのがポイントです。

それを調べる方法には、本人が動かして調べる方法、施術者が動かして調べる方法、本人の動きに施術者が抵抗をかけて調べる方法があります。

感覚バランス
快 / 気持ちがいい / 心地いいバランスを回復するときの感覚
なんともない / 楽 / 特に何も感じないバランスが整っているときの感覚
不快 / つらいバランスが崩れるときの感覚

原始感覚の気持ちよさを味わう

例えば、背中が痒くなったとします。

この時に、掻く行為を要求するのは原始感覚で、気持ちよく掻くことが操法です。

しかし、心身が歪み、バランスが悪くなると、痒みがわからなくなることがあります。

そうなってしまうと、何でもいいのですが感覚を取り戻すための行為(ここではお風呂に入る)が必要です。

お風呂の快感で歪みが調整されると、からだの声がキャッチされ、背中がムズムズと感じるようになり、掻けるようになります。

背中を気持ちよく掻くことで痒みは治まり、背中はなんともなくなります。

よくある当たり前のことですが、気持ちがいいことをすればいいという、操体の真意を理解できます。

人は時おり、快(気持ちがいい)や不快(気持ちが悪い)という感覚が鈍りがちで、自分の状態を正確に把握できなくなることがあります。

身体を動かして、その感覚を感じ取ることは、最も手軽でシンプルな原始感覚を呼び覚ます方法です。

整体の操和

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  • この記事を書いた人

又吉陽平

整体学校を卒業後に複数の施術所で経験を積み、2013年に全国的に著名な治療家に師事する。修業期間を経て2014年4月に整体の操和を開業。痛みや痺れに悩む多くのお客様を改善に導く。操体医学院認定整体師。

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