打撲は骨折や脱臼などと比べると、軽傷として扱われますが、痛みや腫れが長引いたり、適切な処置をしないまま放置すると、症状が悪化することもあるので注意が必要です。
こちらの記事では、日常生活やスポーツ中のアクシデントで発生する「打撲」と「打ち身」について解説していきたいと思います。
もくじ
打撲の処置について
1.打撲後には安静が必要。
余計な力が入らないように、なるべく患部を動かさないようにしましょう。
無理に動かしてしまうと炎症が広がってしまう可能性があります。
2.患部を冷やすことで痛みや腫れを抑える。
氷水が入った袋などを準備し、患部をアイシングします。
冷やす時間は15~20分程度とします。1~2時間ほど間をあけて再度繰り返します。(痛めた当日のみ)
3.痛みが酷いときには、骨折の有無を確認すること。
痛みが引かない場合は整形外科を受診しましょう。
市販の痛み止め薬や、医師から処方された薬を使用することで痛みが楽になることがあります。
以上が打撲を治すために行うべき基本的な行動です。適切な処置を行うことによって早い回復が期待できます。
※打撲後の痛みは通常1~2週間程度でおさまります。
内出血を早く治すには
炎症が治まったあとは(4~5日目以降)、患部を温めることで内出血の消失が早まります。
使い捨てのカイロや、小豆袋(布袋に入れた小豆をレンジで温める)を利用して患部を温めましょう。
1ヶ月以上、腫れが引かないときには
打撲後の腫れに対しても、安静、冷やす、温めるの処置を行いますが、腫れが一向に引かない場合には骨折や脱臼、靭帯損傷などが疑われます。
直ちに医師の診察を受けるようにしてください。
歩くとだんだん痛くなるときには
打撲の痛みは、時間が経つにつれて段々と和らいでいくものですが、場合によっては痛みが強くなることがあります。
2週間以上経過しても歩くと痛みが強くなる場合には、腫れによる血管や神経への圧迫が考えられます。
医師の診察を受けることをおすすめします。
曲げると痛いときには
膝に打撲を受けた場合、曲げ伸ばしの動作が痛くなることがあります。
炎症を抑える処置を行ったあとは、マッサージやストレッチが有効な場合があります。
硬く緊張した筋肉がほぐれてくると、関節の動きが滑らかになり、膝の負担を軽減することができます。
マッサージやストレッチをする際には力強く押したり、伸ばしたりするのではなく、軽く行うのがポイントです。
痛みが強い場合は無理をせず、痛みが軽減してから行うようにしましょう。
打撲と打ち身の違い
打撲と打ち身は、どちらも外からの強い力が加わることによる損傷状態を指しますが、痛みの内容や程度に微妙な違いがあります。
打撲は、急な激痛とともに、しばしば違和感を伴うことがあります。一方で打ち身は、圧迫感が強く、しばしば刺すような痛みがあることがあります。
打撲とは
打撲とは、外部からの衝撃や圧力による、鈍的外傷(皮膚の断裂のない)を指します。
身体のどこにでも起こりうる怪我で、特にスポーツや運動中に起こりやすいです。
打撲の症状としては、腫れや痛み、熱感、赤み、青み、機能障害などが挙げられます。
軽度の場合は1~2週間で治癒することもありますが、重度の場合は数週間から数か月以上の治療期間が必要となるケースもあります。
打ち身(うちみ)とは
打ち身とは、身体が強い力で打ちつけられたり、圧迫されたりすることで起こる状態を指します。
打ち身は、日常生活での転倒や落下、交通事故などによる外傷が原因となり、身体のあらゆる部位に生じる可能性があります。
症状としては痛みや腫れ、青あざなどが現れます。
個人差はありますが、軽度の場合は数日で快復し、重度の場合は数週間以上の時間を要することがあります。
まとめ
打撲をした際の処置方法は安静と冷却が基本です。
炎症が引いた後は、患部を温めると症状をより早く治すことができます。
通常、1~2週間ほどで痛みは消失しますが、痛みが長引く場合には医師の診察が必要になります。
以上、『打撲や打ち身の痛みを和らげるにはどんなケアが必要?』についてでした。
店名 | 整体の操和 |
住所 | 〒901-2125 沖縄県浦添市仲西2丁目1-17 パームハイツ 103 |
電話 | 098-876-4948 |
※施術中は留守電対応となります。(インターネット予約可)
営業 | 10:00~21:00 (日曜・祝日は17:00まで) |
休業 | 水曜日 |
ご来院の際の注意事項などは「よくあるご質問」からご確認ください。