こんな方におすすめの記事です
- しゃがむと膝裏が痛い
- 曲げると膝裏が痛い
- 歩きすぎると膝裏が痛くなる
- 正座ができない
- 膝のストレッチ方法が知りたい
膝裏の痛みの問題はマッサージをするだけでは、解決できないことがよくあります。
こちらの記事では、膝裏の痛みの原因と対処方法についてを説明していきます。
膝裏の痛みが楽になるストレッチング法
膝の痛みは、膝関節に関連する筋肉の緊張を緩めると楽になりますが、膝裏を伸ばすと痛いという人にはストレッチが困難な場合があります。
緊張した筋肉を無理に伸ばそうとすれば痛みを悪化させてしまい、負のスパイラルに陥ることも考えられます。
そこで今回紹介したいのは、痛みが酷い人でも継続できるVIMという体操です。
簡単に説明すると健康な状態の膝の筋肉を使って、硬くなっている側の筋肉を緩めるという方法になります。
膝の内側伸ばし
1.床に座り、片足を斜め前に伸ばします。
2.上半身を足の方向へ倒します。
3.反対側も同様に行い、痛みや違和感を探します。
(膝裏や腰の痛み、張り感などをチェックします)
4.やりやすい側を選択します。
5.上半身は正面に向けて倒し、深くリラックスした状態で10秒キープします。
(目を閉じて呼吸はゆっくり行う。首や肩、背中の力を抜く)
6.休憩を10秒間はさみ、3回繰り返す。
※やりやすい側のみを1日数セット行います。
膝の裏側伸ばし
1.仰向けになり、膝を抱えます。
2.膝を伸ばせるところまで上げます。
3.反対側も同様に行い、痛みや違和感を探します。
(膝裏やふくらはぎなどの痛みや違和感をチェックします)
4.やりやすい側を選択します。
5.同じように両手で抱えますが、足は無理に伸ばす必要はありません。
(反対側に膝を曲げても構いません)
6.深くリラックスした状態で10秒キープします。
(目を閉じて呼吸はゆっくり行う。肩の力を抜く)
7.休憩を10秒間はさみ、3回繰り返す。
※やりやすい側のみを1日数回行います。
ここがポイント
終わった後に反対側の動作が楽になっているかをチェックしてみましょう。上手にリラックスできると膝裏の違和感が軽減していることがわかるはずです。
ストレッチ効果について
ストレッチ後に膝裏の筋が痛くなるのはやり方が誤っているというサインです。筋肉は無理に伸ばさないようにしてください。
※膝がピキッと痛んだり、筋肉がつったりする場合もすぐにストレッチを中断してください。
膝裏ぽっこりの改善について
日常生活に影響がでていないケースなら上記のストレッチが有効な対処法となります。膝の症状がよくなれば自然と改善されることが多いです。
注意点
誤った行動を続けていると膝の痛みを悪化させることがあります。日常では以下の点にご注意ください。
運動やスポーツについて
膝の痛みが強い時には無理に歩く必要はありませんが、運動を続けたい場合にはプールで歩くことをおすすめします。
スクワットなどの筋トレを行う際には、膝に負担のかからないフォームを身に付ける必要があります。
痛い時は我慢をしないようにご注意ください。
水が溜まりやすい
関節に炎症が起きることで、膝関節内に水が溜まるようになります。
水を抜いても炎症が続くと、再び水が溜まります。
大切なことは膝関節にかかる負担を軽減させることです。水をどれくらい抜いたのかが重要ではありません。
リンパが詰まってる?
リンパの流れが悪くなることで膝裏に違和感がでてくることが考えられます。特に痛みを感じなければ上記のケアが有効です。
まとめ
貼り薬や飲み薬、水を抜く、ヒアルロン酸を打つといった行為は、膝痛の根本的な解決にはなりません。
膝裏が痛くなったときには、関連する筋肉の緊張を緩めることが大切です。
正しいケアを行っていれば多くの膝痛は改善することができます。
整体の操和では、膝痛改善のお手伝いをしています。体操やストレッチを続けても変化がない場合には当院までご相談ください。
以上、『膝裏を伸ばすと痛い時のストレッチのやり方』でした。