肩こりは誤った方法でマッサージを続けてしまうと、症状を悪化させてしまうことがあります。
こちらの記事ではマッサージをする際に気をつけたいことや、1人でできる肩こりのケア方法を紹介します。
肩のマッサージのやり方
マッサージで肩こりを癒す際のポイントは2つあります。
ひとつは、筋肉を力強く揉まないこと。
もうひとつは、同じ場所を長い時間マッサージしないことです。
この2つのポイントを抑えていればマッサージで肩こりが悪化することはありません。
※慢性的な肩こりは肩以外の筋肉の関与が多いため、肩をマッサージするだけでは解決できないことがあります。
パートナーへの肩揉みのコツ
両手を使って肩揉みをする際には、母指(親指)を使ってポイントを押していきます。(3~5秒ごとに場所を変えながら行う)
肩をがっしりと掴んでしまうと、相手の方に不快感を与えてしまいます。人差し指から小指にはなるべく力をいれないようにしてください。
肩の筋肉は力強ければ早くほぐれるというものではありません。力加減を確認しながら行いましょう。
相手の方が気持ちがよいと感じるレベルで揉むのが理想です。
時間は長くても4~5分程度に抑えてください。
肩に痛みがある方はマッサージはNGとします。炎症が広がり症状を悪化させる場合があります。
※痛い場所は揉まないのが基本です。
肩こり解消のポイント
2018年5月「たけしの家庭の医学」というテレビ番組で放送されたのは、肩こりの根本原因は首や肩の筋肉ではなく、全く別の場所にあったという内容でした。
番組の中で医師は、肩こりを感じさせる筋肉である「僧帽筋」を硬くさせる原因が、身体の歪みに関連すると説明しています。
身体の歪みを整える為の簡単な体操を数日間続けると(筋肉の硬さを調べる特殊な機械を使用)体操前後の違いがはっきりと数値に表れる結果となりました。
近年では、慢性的な痛みの原因が痛い場所にはないという考えが広まり、肩は揉めばいい、という誤った常識は消えつつあります。
肩こりを自分でケアする
揉み方よりも何処を揉むかが重要です。
例えば、長時間のデスクワークやスマホの使用は、胸部の筋肉を収縮させた状態が長く続くことになります。
胸の筋肉は腕の骨に付着しており、胸の筋肉が収縮すれば、腕の骨を引っ張り、肩を前方に巻き込む「巻き肩」の歪みが生じやすくなります。
肩が前方へ巻き込まれると、首から肩の筋肉は伸長され、筋肉の緊張が起き、肩がこるといった不快感が日常的にでてくる可能性が高くなります。
他にも、臀部や大腿部といった筋肉の問題が、肩こりを招いていることがあります。
肩をマッサージしても直ぐに元の状態に戻ってしまうのは、このような問題を解決できていないからです。
セルフケアのやり方
肩を直接マッサージするよりも効果な方法を紹介します。それぞれ1~2分くらいを目安に1日2~3回行いましょう。
二の腕の硬い部分、張り感のある部分をマッサージします。
肩甲骨の内側がこりやすい方におすすめです。
胸の筋肉を指で挟み、腕を回しながらほぐします。
首から肩にかけてのこり感が強い方におすすめします。

まとめ
慢性的な肩こりは肩をマッサージしただけでは改善することができません。
肩を力強く揉んだとしても効果は持続せず、かえって症状が酷くなることがあります。
ご家族やご友人などにマッサージをやってあげる際には、力強く揉んだり、押したりしないようご注意ください。
以上、「肩こりでマッサージをやってあげる際の注意点」についてでした。
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