脊柱管狭窄症には手術が必要なケースと保存療法でよくなるケースがあります。
痛みや痺れの改善には、症状を起こしている原因の見極めが重要になります。
脊柱管狭窄症の症状を改善したい方は記事の内容をご参考ください。
もくじ
脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、神経の通り道である脊柱管が狭くなり、中を通る神経を圧迫し、痛みや痺れが起こる病気です。
単独の病気と言うよりも、変形性脊椎症、腰椎分離すべり症、椎間板ヘルニアなどが進行して発症することが多いです。
安静時の痛みは殆どありませんが、背筋を伸ばして立ったり、歩いたりすると、痛みや痺れが出やすくなります。
腰部脊柱管狭窄症は、65歳以上の4人に1人が該当するとされており、今後も患者数の増加が懸念されています。
脊柱、脊椎とは?
私たちが背骨と呼んでいる支柱は、専門的には「脊柱」と言います。
「脊椎」は脊柱と同様に背骨全体を指すこともあれば、脊柱を構成するひとつひとつの骨の意味で使われることもあります。
脊柱管とは?
背骨を構成する椎骨には、椎孔と呼ばれる隙間があり、背骨と同様のカーブを描きながらトンネルのように繋がっています。
これを脊柱管と言い、中には脊髄神経と、それに続く馬尾神経が通っており、神経の保護容器としての機能を果たしています。
脊柱管狭窄症の各タイプの特徴
狭窄が起きやすい場所は首と腰で、「頚部脊柱管狭窄症」「腰部脊柱管狭窄症」がそれぞれの正式な病名となります。
脊柱管狭窄症は発育性と変性に分けられ、発育性では先天的な構造の問題、変性では後天的な脊柱管内組織の変形、肥厚などを基盤に発症します。
頚部脊柱管狭窄症
頚椎の中を通る神経の通路が狭くなり、圧迫されることで起こる。腕のだるさ、しびれなど、上半身に現れる。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎の脊柱管が圧迫されて現れる。腰だけでなく、お尻や太もも、足先にまで違和感が現れる。
ポイント
腰部脊柱管狭窄症では、長い距離を歩くと痛みが段々と強くなり、歩行が困難になる特徴があります。(間歇性跛行)
脊柱管狭窄症の症状について
脊柱管狭窄症の代表的な症状は、腰痛と足の痛みや痺れですが、神経が圧迫される場所によっても症状が異なります。
馬尾型
脊柱管の中心が圧迫され、馬尾と呼ばれる神経の束に障害が出るケース。足やお尻にしびれを強く感じる。
神経根型
脊柱管の外側、左右に伸びる神経根が圧迫を受けるケース。足やお尻に痛みが強くで出る。
混合型
馬尾型と神経根型の両方の特徴が現れる。
注意ポイント
進行すると足に力が入らない、尿の出が悪くなる、残尿感といった排尿障害を起こすことがあります。
考えられる原因は?
脊柱管狭窄症の最も多い原因は加齢と言われており、50代以降で一気に増え始めます。
重労働を続けたり、座っている時間が長いなど、長年蓄積された腰部への負担が脊柱管狭窄症を招くことになります。
又、激しいスポーツで腰に負荷をかけていた方も発症しやすいと言われています。
脊柱管狭窄症でお困りなら当院へご相談ください

前屈しながらの歩行や、自転車に乗ると痛みが楽になる方は、整体による改善のお手伝いが可能です。
脊柱管狭窄症の方の多くは、腰椎の前弯・後弯動作において強い制限を確認することができます。
施術によって腰椎の可動域の問題を解決すれば症状が楽になることが多いです。
上の写真のように腰椎の前弯が強い(腰が反っている状態)と脊柱管狭窄症の症状は悪化しやすくなります。
この歪みをつくる主な要因には、股関節周囲筋、多裂筋といった筋肉の問題、椎間関節の問題、腹圧の低下や足関節の硬さがあげられます。(生活習慣の影響)

※骨棘が消えるわけではありません
脊柱管狭窄症では「手術をしても違和感が残る」と訴える人は少なくありません。
手術後の経過がよくないのは、手術で改善できなかった問題が残っているからです。
このような問題の解決に整体は有効な手段となります。
店名 | 整体の操和 |
住所 | 〒901-2125 沖縄県浦添市仲西2丁目1-17 パームハイツ 103 |
電話 | 098-876-4948 |
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