エクササイズ

日常生活で繰り返す痛みやこりを改善していくためには、単に筋肉をほぐすだけではなく、筋肉が本来の働きを発揮できる状態に整えていくことが欠かせません。

当院では、簡単な体操や筋力トレーニングを取り入れながら、「筋肉が本来の働きを取り戻し、同じ不調を繰り返しにくい身体づくり」を目指します。

エクササイズが必要な理由

多くの方が、マッサージやストレッチで筋肉を緩めると一時的に楽になるものの、「すぐに元に戻ってしまう」「また痛くなる」という経験をされています。

これは、筋肉そのものが弱っていたり、働きが悪くなっていたりするため、身体を支える力が不足していることが大きな原因です。

筋肉が十分に働けない状態では、他の部位が代わりに無理をしてしまい、負担が偏ることで再び筋肉が硬くなり、痛みが出てしまいます。

こうした筋肉の異常は、生活の中のクセや習慣によって生まれます。

・長時間座りっぱなし
・片側に体重をかける姿勢
・運動不足
・過去のケガ(捻挫・骨折)
・同じ作業の繰り返し

これらはすべて、特定の筋肉だけに負担をかけ、身体のバランスを崩す原因になります。普通に生活しているだけでも筋肉は弱りやすく、「何もしていないのに痛くなる」ように感じるのはそのためです。

このバランスの崩れを放置すると、特定の筋肉にはずっと負担がかかり続け、その部分が過緊張を起こしやすくなります。結果として、「硬くなる → 痛む → ほぐす → また硬くなる」という悪循環が起きてしまいます。

痛みを繰り返さないためには、筋肉を緩めるだけでは不十分で、弱っている筋肉を目覚めさせ、使える状態に戻すことがとても重要です。

エクササイズの内容について

当院では、症状に応じて体操や筋力トレーニングを取り入れますが、運動であれば何でもよいわけではありません。間違った方法や過度な負荷は、かえって痛みを悪化させてしまうことがあります。

大切なのは、「痛みが出ない範囲で、必要な筋肉だけを適切に動かすこと」です。

特に重要なのが、

・ハムストリングス(もも裏)
・多裂筋(背骨を支えるインナーマッスル)
・腹横筋(お腹をコルセットのように引き締める筋肉)
・腹斜筋(体幹の安定を担う筋肉)

これらは、普段あまり意識されませんが、姿勢や動きを内側から支えている筋肉です。

しっかり働くことで、身体全体のバランスが安定し、腰・肩・首といったトラブルが起きにくい状態になります。

施術で筋肉の緊張を取り除いた後に行う運動は、痛みを改善するために非常に重要なプロセスです。

施術で緩んだ筋肉は動きやすくなっているため、そのタイミングで正しい動きを覚えさせると、効果が長持ちしやすくなります。

また、身体が「正しい動き方」を再学習していくことで、日常生活でも自然と良い姿勢・良い動作ができるようになり、痛みの再発を防ぐことにつながります。

症状によって必要な筋肉は人それぞれ異なりますが、共通して言えるのは、使えていない筋肉を正しく働かせる ことが身体の負担を減らし、日常動作を楽にしていくための大切な考え方です。

対象となる筋肉を正常に働かせることで、痛みや痺れを繰り返さない身体を一緒に目指していきましょう。
  • この記事を書いた人

又吉陽平

整体学校卒業後、県内外で修行。2013年、全国的に著名な治療家である今昭宏氏に師事し、独自の整体技術を習得。2014年、地元・沖縄県浦添市に「整体の操和」を開業。操体医学院認定整体師。

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