

腰痛で歩けない時は、先ずは自身の状態を確認しなくてはなりません。ぎっくり腰による痛みと病気による痛みでは対処の仕方が異なります。
急に痛みが強くなった場合でも慌てず、記事の内容を参考に自身の身体の状態をご確認ください。
もくじ
腰痛で歩けない時に確認したいこと

身体を動かしたときに痛む場合は、筋肉や身体の歪みが原因となっているケースが多く、安静にしていても痛む場合には、骨折や病気が原因となって症状が現れているケースが多いです。
筋肉や歪みが原因の場合は整体でよくなりますが、骨折や病気が原因の場合は医療機関の受診が必要になります。どちらにせよ、歩けない状態をそのまま放置するのは危険です。
信頼のできる機関を探してしっかり改善できるように努めましょう。
筋肉の機能低下
歩けない原因が筋肉の場合は、硬く緊張している筋肉を緩めたり、機能低下した問題を整えると症状は直ぐによくなります。日頃から筋肉が硬くなっていて限界を超えた結果、このような状態になっているとお考え下さい。
急性腰痛(ぎっくり腰)の症状がこれに該当します。
身体の歪み
急性腰痛の症状と同様に身体の歪みが大きくなることで、腰部のストレスが限界を超え、その結果として歩けなくなることがあります。身体を真っすぐにすることができず、歩くことが困難に感じてしまいます。
歪みを整えていくと症状は直ぐに治まるはずです。
内臓疾患
歩けない原因が病気の場合は、安静にしていても痛みを感じることが多くなります。じっとしていても痛みを強く感じる時や麻痺の症状がでた場合は直ぐに病院で検査してもらいましょう。
内臓疾患による痛みを放置するのは大変危険です。我慢してどうにかなるものではありませんのでご注意ください。
腰痛で歩けない時に注意すべきこと

痛みの出ている部分を強く揉んだり押したりしないでください。症状が悪化する恐れがあります。なるべく痛い動作は避けて安静を心がけましょう。
病気や骨折の問題がない場合は、次の点に気をつけて生活するようにしてください。
仕事はしても良いのでしょうか?
仕事を休むほどではない場合は止むをえませんが、肉体労働のお仕事など身体への負担が大きい場合には、休んだ方が無難です。無理に身体を動かすことによって状態を悪化させてしまう可能性があります。

腰痛ベルトは必要ですか?
歩くのが不安な場合は腰痛ベルトを着用しても構いません。但し、常用するのはお止めください。
歪みが原因で痛めている場合には腰を固定することで、かえって歪みを強調させてしまい、回復を遅らせる傾向があります。
腰痛ベルトは身体を動かす際のサポートとして、作業をする時だけ着用するのが望ましいです。強い痛みが引いてきたら直ぐに使用を控えましょう。
痛くて座れないときは?
デスクワークなどで長時間座ることが多い方は決して無理はしないでください。立っている時に痛みが和らぐ場合は、小まめに立ち上がるようにしましょう。

自然によくなりますか?
ただ安静にしているだけでは筋肉が落ちてしまい、身体を支えるバランスが悪くなる可能性があります。バランスが悪くなると筋肉に負担がかかり、新たな痛みを招く恐れがあります。
じっとしている時間が長くなれば、筋肉は硬くなってしまうので、痛みが引いてきたら積極的に身体を動かすことをおすすめします。

まとめ
腰痛で歩けないときは身体の状態を確認後、適切な機関に見せるようにしてください。
急性腰痛(ぎっくり腰)の場合は、時間が経てば治ることもありますが、身体の問題を解決できていない場合は、痛みを繰り返すことがあります。
普段から身体のバランスを整えておくと、症状の予防が可能です。繰り返したくないとお考えの方は身体のケアを継続してください。