側弯症とは、背骨が横に曲がり、同時に捻れを起こす、やっかいな病状です。そして、思春期の女子に現れることが多いのが特徴です。
専門的には特発性脊柱側弯症といいます。珍しい病気ではなく、子供の20~25人に1人の割合で確認することができます。
進行が気になる方はご参考ください。
側弯症とは
背骨は、前後左右に滑らかに曲がるように、合計26~28個の骨が繋がって構成されています。背骨は前から見ると真っすぐですが、横から見るといくつかのカーブを描いています。
このカーブは弯曲といい、衝撃を和らげたり、安定性を高める役割があり、身体にとってはとても大切なものになります。
正面から見たときに、横に曲がり、捻れを伴う場合を脊柱側弯症といいます。側弯症になると、慢性的な背部痛や内臓の機能障害などに繋がる可能性があり、重度に進行すると、医療機関から手術を勧められることがあります。
4つのタイプについて
原因で分類すると、次の4つのタイプがあります。
機能性側弯症
なんらかの問題により、一時的に生じた状態。原因が除去されると容易に側弯がなくなるのが特徴。脊椎には固定した変形はない。
先天性側弯症
脊椎に生まれつきの異常がある為に生じる側弯症。
疾患性側弯症
病気が原因によるもの。小児麻痺(ポリオ)、筋ジストロフィー症、神経線維腫、マルファン症候群、エーラン・ダンロス症候群などの病気が伴って側弯症が生じる。
特発性側弯症
原因のわからない側弯症。様々な原因が関与されていると考えられる。遺伝子の関与も推定されている。

軽度の側弯症は当院の施術が有効です
側弯症のある方に目立つ症状としては、腰痛、背中の張り、心肺機能の低下などがあります。可動域に関しては前屈が以前よりも硬くなることが多いです。
よほど重度のケースでなければ、施術を行うことによって、これらの症状や側弯症の進行を抑えることができます。
月に2回ほどの調整を行い、半年後には喜びの報告をいただきました。コブ角の減少を確認。
先天的な歪みを整えることは難しいのですが、背中の(隆起)盛り上がった部分を減少できる可能性があります。

まとめ
側弯症は進行すると装具による治療や手術を勧められることがあり、悩みが深刻な症状と言えます。
整体によってバランスを整えると、側弯症の進行を阻止できる可能性があります。
昨年41度だった側弯症が37度になってました!
20代女性