朝腰が痛い人の多くには身体の歪みを確認することができます。歪みは就寝中の筋肉の緊張や血行不良を招きやすく、痛みを増長させます。
この記事では、朝腰が痛くなる人への効果的なメソッドや起きる際のポイントをわかりやすく解説しています。朝の不快感を軽減したい人はご参考ください。
もくじ
朝腰が痛くても簡単に起き上がれるようにするには?

硬くなっている筋肉を無理に動かそうとすると腰を痛めるリスクが高まります。身体を起こす際には硬くなった筋肉を一旦緩めてから、起き上がりましょう。
関節の動きを円滑にしてから起き上がる

長時間、同じ姿勢で仕事をされる方は強い伸び感を感じるかもしれません。股関節に痛みがある方は無理はしないようにお気をつけください。
筋肉は気持ちよく伸ばすのがポイントです。痛みを我慢しながら行うものではありません。
ポイント
・寝た状態で両膝を立てます。
・先に痛みのない方向へゆっくり倒します。
・気持ちよく筋肉を伸ばすのがポイントです。
・伸び感がなくなるまでキープしましょう。
気持ちよく伸ばすことができたら、反対側も伸ばしましょう。伸び感がなくなれば、腰部の緊張は緩和されています。
身体を捻じりながらの作業や座り癖がある方、寝返りを殆どしない方は緊張しやすい部分となります。
ポイント
・横向きに寝て行います。
・足の甲や足首近くを掴み、太ももの筋肉を伸ばします。
・筋肉の緊張が強いと膝を曲げることが困難に感じます。
・30秒×2回
太ももの筋肉が硬くなることによって、身体のバランスが悪くなり、腰への負担が強くなります。
就寝時には特に硬くなりやすい部分なので両足ともしっかりと伸ばすようにしましょう。
ポイント
・お尻をかかとに近づけるようにして伸ばします。
・背中と腰がなるべく反らないように注意しましょう。
腰を丸めることで不快感がある場合は直ちに中止してください。
足腰の筋肉を柔らかくすると、腰の動きは円滑になり、身体を起こしやすくなります。無理のない範囲で継続してみてください。

起き上がる手順を意識する
一旦、横向きの体勢になり、肘や腕を使って上半身を支えながら起き上がると、腰の負担を大きく軽減することができます。
最初は面倒に思うかもしれませんが、とても大切なことなので習慣化しましょう。

どうして朝は腰が痛いの?

例えば、顔を洗ったり、靴下を履いたりする時などに腰が痛くなる人は、就寝中に筋肉の疲労が取れてない可能性が考えられます。
睡眠の質が低下し、このような問題を起こしているので、寝る環境を整えることが大切です。
布団やマットレスの問題?
柔らかすぎるマットレスは腰の緊張を招きやすい為、あまりおすすめできません。
敷き布団やマットレスがへたってくると、自然な寝返りが減り、疲れが取れにくくなることがよくあります。寿命がきたと感じたら直ぐに交換するようにしてください。
枕の問題?
起床時の痛みから「枕が合っていないのでは?」と感じる方が多いようです。実際に合わない枕で身体を痛めることはありますが、歪みがある人にはそもそも合う枕が存在しません。
オーダーメード枕を作っても寝心地がよくならないのは、歪みによる筋肉の緊張を改善していないからです。ストレッチを継続し、身体の問題を解決する必要があります。

まとめ
普段から身体のケアを行なうことの重要性がお分かりになったかと思います。朝腰が痛くなる人の多くは身体のケアが圧倒的に不足しています。
身体の問題を長く放置すれば症状を悪化させてしまう可能性があります。腰を痛めない起き方なども心がけて、問題の改善に努めましょう。
上記のケア内容はベッドの上でも簡単に取り組むことができます。是非、毎朝継続してみてください。