不調を根本改善するには

私は過去に酷い腰痛に悩まされた経験があります。

毎朝、ベッドから起き上がるときには、ストレッチを行いながらゆっくりと時間をかけてから身体を起こさなければならないような状態でした。ぎっくり腰や足のしびれなども経験しています。

時々、強い痛みを感じながらも騙し騙し日々の生活を続けていたのですが、ある日の就寝中に突然、激しい痛みに襲われ、全く身動きがとれなくなってしまいました。深く呼吸をするだけでも激痛を感じるので冷や汗が止まらなかったことを覚えています。

病院や整形外科といった医療機関で様々な検査を行ったのですが、詳しい原因は見つかりませんでした。

痛みがあるのにもかかわらず原因が判らないのですから、とても不安な気持ちになりました。仕事を急に休むことになり、当時の職場に迷惑をかけてしまったので更に気持ちは落ち込みます。

幸いなことに痛みは10日ほどで自然と治ってきたのですが、このような恐怖は2度と感じたくないと思い、独学で勉強して自分自身の健康状態についてはこれまで以上に気を使うようになりました。

それからこの業界に興味を持ち、転職後にも素晴らしい師匠に恵まれ、より多くのことを学び実践してきました。今では腰痛の症状は全く現れていません。

身体にとって大切なことを理解していれば、誰でも良い健康状態を保つことができます。

自分自身の身体で学んだこと、不調を回復する為に必要なことを皆様にお伝えすることが私の使命ではないかと考えております。

不調の根本原因とは?

不調の根本原因は生活習慣の問題にあります。長時間、同じ姿勢を続けたり、同じ動作を繰り返し続けていると、身体は疲労し「こり」や「痛み」といった不調を引き起こします。

ですから、骨格を矯正したり、硬くなっている筋肉を柔らかくすることで症状をやわらげることはできても、今まで通りの生活を続けていると、身体の不調は再発してしまいます。

骨格のゆがみや筋肉のこりといったものが不調の引き金になっていることはありますが、不調の根本原因ではありません。

大切なのは疲労を溜めこまないこと

人には身体の使い方のクセがあります。体重のかけ方や歩き方、利き腕や利き目など、人それぞれの特徴があります。その身体の使い方のクセが「歪み」を招く原因とも考えられますが、これを正すことは不可能です。

何故なら、正しい姿勢や動作を意識することはできても、疲労感は必ず現れますので、それをずっと継続することはできないからです。

クセはあっても構いません。

自分の身体(バランス)が今、どのような状態になっているのかを把握し、疲労を溜め込まないようにする為の正しいケアを行うことが何よりも大切ではないでしょうか。

適切なケアを行っていれば、身体のバランスが崩れることはありません。

自分の身体は自分で治すことができる

不調を抱える多くの人が寝ても疲れがとれない、身体が痛くて朝が辛いといった悩みを抱えています。そして、以前は寝たらよくなったという言葉もよく耳にします。

寝たら治る、寝たら回復するのが人間の本来の形です。

就寝中に身体の緊張が続いてる場合は、いくら寝ても疲れはとれないはずです。リラックスした状態で就寝できなければ身体はなかなか回復してくれません。多くの人が力を抜くということができなくなっている状況なのです。

身体に疲労を溜め込んだ状態や、身体のバランスが悪い状態では、身体の緊張が抜けずに悪循環が生じてしまいます。適切なケアを行い、しっかり寝ることによって回復できる身体を目指していくことが不調を改善する近道です。

無理なことはやらなくていい

世の中には身体に関する様々な情報があふれていますが、何が本当に正しいのか分からないといった方も多いのではないでしょうか?

例えば体操やストレッチなどを行う際には、自分の身体の状態に最適な内容を選ばなければなりません。適当にやってしまうと、かえって身体の不調が強くなってしまうケースもあります。

やりすぎもよくありませんし、強い痛みを我慢してまでやる必要はありません。そもそも辛い内容では継続することが難しいはずです。

気持ちの悪いことや不快なことが続くと心身は疲労し、やがて身体の歪みを作ります。ストレスも身体の回復を遅らせてしまう要因です。

身体のバランスが整うと

長時間の同じ姿勢や反復動作などによる疲労は「こり」や「痛み」といった身体の不調の主な原因です。疲労が溜まってくると筋肉は緊張(収縮)して硬くなるのですが、骨に付着する筋肉が収縮してくると、その骨を引っ張り、骨格を正しい位置からズラして身体の歪みを引き起こします。

身体のバランスが悪くなってしまうと、身体のどこかが常に緊張して硬くなってしまいます。例えば、身体が傾いてしまっている場合には、伸長した側の筋肉に負荷がかかり「こり」や「痛み」が現れやすくなります。

身体のバランスが正しい位置に戻ると、筋肉も正しい位置に戻り、症状が緩和されていきます。つまり「こり」や「痛み」を感じている部分をいくらほぐしても、筋肉にかかる負荷を軽減することができないので改善は難しいということになります。

自分の身体を信じましょう

身体の不調をすべて人任せにしていては、本当の意味での改善はできません。治してもらうという考えから、ひとつ上の意識をもつことのできる人には、身体にも驚くような変化が現れます。

日々の疲れのリセット方法、バランスの調整方法は当院で整体をしながら自然と覚えることができます。

自然法則と調和した生活を心がけることで、健康面やその他の人生面が好転します。

このような考えの元に不調の改善のお手伝いをしていくのが操和の整体です。治療する先生の腕が凄いということではなく、治ることのできる「自分の身体の素晴らしさ」に気づいていただきたいのです。

治すのはあなた自身であり、私にできることは回復のきっかけづくりでしかありません。あなたが一日でも早く健康を取り戻せることを心より願っております。

慢性症状と食について

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 息、食、動、想の考え

私たちは環境(自然、人為、社会)の中で、息(呼吸)、食(飲食)、動(身体運動)、想(精神活動)、の4つの命の営みを日々絶やすことなく繰り返しています。他人に代わってもらえない責任活動といえます。これらはお互いに関連し、補い合っており、1つが乱れると他のバランスにも影響を与えます。自己の意識によって自由にコントロールすることができるのですから、生きている限りは自己の責任がともなう、ということです。

人は「息、食、動、想」を60点以上で気持ちよく行っていれば、不調は現れず、快適に過ごすことができます。少々無理をして気持ちの悪いこともしないと、生活できないような世の中になりすぎてしまっていることが、不調を訴える人たちが減らない理由ではないでしょうか。